平成31年公認会計士 第Ⅰ回短答式試験の結果はこう読め!

平成31年公認会計士 第Ⅰ回短答式試験の合格発表がありました。

 

平成31年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の合格発表について(公認会計士・監査審査会)

 

多くの合格者がでた前年同様、今回の短答式試験でも合格者数が1,000人を超えるなど、高い合格率を維持しています。

試験結果の概要

試験結果の概要は以下のとおりです。

願書提出者数(人)

うち欠席者(人)

8,515

1,905

答案提出者数(人)6,610
合格者数(人)1,097
合格率(%)16.6%
ボーダーライン(%)63%

管理会計論が過去最高水準の難易度だったことに加え、企業法も難易度が上がったことなどが影響し、ボーダーラインは63%に留まっています。

これは平成27年第Ⅰ回試験以降、最低水準であり、ボーダーラインが64%だった平成29年第Ⅱ回試験を下回る低さになっています。

合格者数の推移

ここ数年の短答式試験の合格者数と合格率の推移は以下のとおりです。

合格者が1,200人にせまる勢いだった平成29年第Ⅰ回短答式試験には届かなかったものの、前回平成30年第Ⅰ回短答式試験の1,090人を上回る1,097名が合格しており、引き続き高い合格率を維持しているのが見て取れます。

 

H28ⅠH28ⅡH29ⅠH29ⅡH30ⅠH30ⅡH31Ⅰ
短答合格者数863人638人1,194人475人1,090人975人1,097人
各年合計1,501人1,669人2,065人ー人
短答合格率15.8%13.5%19.7%9.7%16.6%18.2%16.6%
ボーダーライン67%66%71%64%70%64%63%

 

第Ⅰ回短答式試験と第Ⅱ回短答式試験を合わせた年合計の合格者と合格率の推移は以下のとおりなのですが、今年の第Ⅰ回試験の合格者数を見る限り、合格率が高かった前年と同水準になることが予想されます。

 

今回の第Ⅰ回試験で結果が出せなかった人も、あきらめず第Ⅱ回試験に向けて、がんばっていただければと思います。

公認会計士を目指すなら今がチャンス

不正を発見できなかった東芝問題を契機に、各監査法人は監査の質の向上に生き残りをかけて取り組んでいます。

また日本中で働き方改革が叫ばれており、この流れは監査法人にも押し寄せています。

従来であれば、職員に残業をさせることで、監査の質の向上を図っていたのでしょうが、働き方改革が叫ばれている中、このような働き方は社会的に認められていません。

 

そこで各監査法人は職員数を増加させることによって、この難局を乗り越えようとしています。

 

また監督官庁である金融庁も、監査法人がこのような状況にあることは十分に承知しており、公認会計士監査制度を維持するために、公認会計士の数を増やそうとしています。

 

公認会計士になりたい人は、このチャンスに乗り遅れないようにして、公認会計士になるようにしてください。

 

 

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