2024年1月19日に発表された令和6年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の結果については、以下の記事でまとめています。
2023年12月10日に令和6年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験が実施されました。
受験された方は、本当にお疲れさまでした。
令和6年試験については従来通り短答式試験は12月と5月の年2回実施される予定です。
まずは今回の短答式試験について振り返ってみたいと思います。
出願状況
今回の試験の出願状況です。
今回実施された令和6年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の出願者数は15,681人と前年比1,131名の増加、前回比202名の減少となっています。
出願者数は第Ⅱ回試験の方が多くなるのが通例なのですが、今回も通例通り第Ⅱ回試験のほうが出願者数が増加することが予想されます。
受験局別に見ると以下のとおりです。
受験局 | 人数 |
関東 | 8,856 |
近畿 | 3,242 |
北海道 | 349 |
東北 | 473 |
東海 | 1,092 |
北陸 | 224 |
中国 | 273 |
四国 | 234 |
九州 | 193 |
福岡 | 667 |
沖縄 | 78 |
関東と近畿の出願数を合計すると全体の80%近くに達します。
これを見る限り、東京と大阪で受験される方が依然として多いことが見て取れます。
各専門学校の解答速報
各専門学校では、以下のリンク先で解答速報を発表しています。
問題が難問である場合は、専門学校によって解答が割れるケースもありますので、複数の専門学校の解答をチェックするようにしてしてください。
各専門学校のデータリサーチ等
TAC
TACのデータリサーチに参加される方は、以下のリンクからどうぞ。
なおTACのデータリサーチに参加すると、参加特典として、特別動画セミナー「正しい成績表の見方」を視聴することができる他、抽選で50名に選べる電子マネーギフト1,000円分がプレゼントされます。
大原
大原のリアルタイム集計に参加される方は、以下のリンクからどうぞ。
大原のリアルタイム集計にも多くの方が参加されていますので、精度の高い分析が可能だと思います。
CPA会計学院
CPA会計学院のWebサーベイに参加される方は、以下のリンクからどうぞ。
各専門学校の解説動画等
TAC
TACでは今回の短答式試験をTAC専任講師陣が詳細に解説しています。
LEC
LECでは今回の短答式試験をLEC専任講師陣が詳細に解説しています。
CPA会計学院
CPA会計学院でも今回の短答式試験についての詳細に解説しています。
各専門学校のボーダー予想
TAC
TACは以下のリンク先でボーダー予想を公開しています。
大原
以下のリンク先でボーダー予想を公開予定です。
クレアール
クレアールではボーダー予想が行われていません。
他の専門学校のボーダー予想を確認してください。
LEC
以下のリンク先でボーダー予想を公開しています。
CPA会計学院
以下のリンク先でボーダー予想を公開しています。
合格発表までの過ごし方
令和6年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の合格発表は令和6年1月19日(金)を予定しています。
合格発表までの一か月は浮足立ってしまいがちですが、早く気持ちを切り替えて論文式試験の準備を進めるようにしてください。
結果を直視するのが怖くて自己採点しない方もいらっしゃいますが、私はできるだけ早く自己採点を実施して、次の準備を進めるべきだと考えています。
ボーダー予想を2点以上下回っていないなら合格の可能性は十分にあります。
論文式試験まで8か月を切っていますので、一刻の猶予もありません。
合格発表までの時間で他の受験生から遅れをとってしまうと致命傷になりかねません。
論文式試験に向けてすぐに気持ちを切り替えて全力で対策を行うようにしてください。
短答式試験はすでに終了しています。
自己採点をしようがしまいが結果は変わりません。
そのことを踏まえて最適な次の準備を進めるために自己採点を行うようにしてほしいと思います。
ボーダー予想を2点以上下回った場合
もしボーダー予想を2点以上下回っているようなら、合格の可能性は極めて低いと思われます。
このような場合はいたずらに論文式試験の対策を進めるよりも、次の次の令和6年Ⅱ回短答式試験に向けて新たなスタートを切るべきです。
令和6年第Ⅱ回短答式試験は令和6年5月26日に実施予定です。
試験まで6か月余りしか時間は残されていません。
次こそは合格を勝ち取ってほしいと思います。
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