本日2026年1月23日に令和8年公認会計士第Ⅰ回短答式試験の合格発表がありました。
前回令和7年第Ⅰ回短答式試験との比較で出願者数は191人の増加となった今回の試験ですが、合格者数も1,525人と142人もの大幅増加となりました。
また合格率は12.2%と前年試験の11.2%を10ポイントも上回っており、依然として合格率は高水準で推移しています。
このような状況に鑑みると、依然として公認会計士になるチャンスが継続していると見るべきだと思います。
試験結果の概要
試験結果の概要は以下のとおりです。
| 願書提出者数(人)
うち欠席者(人) |
16,181人 3,648人 |
| 答案提出者数(人) | 12,533人 |
| 合格者数(人) | 1,525人 |
| 合格率(%) | 12.2% |
| ボーダーライン(%) | 75% |
出願者数が増加する中、合格者数、合格率ともに厳しい結果が予想されていましたが、蓋を開けてみると合格者数、合格率ともに大幅増加となりました。
ボーダーラインに関しては近年の問題の易化傾向もあり75%と高水準となりました。
合格者数の推移
近年の短答式試験の合格者数と合格率の推移は以下のとおりです。

| R5Ⅰ | R5Ⅱ | R6Ⅰ | R6Ⅱ | R7Ⅰ | R7Ⅱ | R8Ⅰ | R8Ⅱ | |
| 短答合格者数 | 1,182 | 921 | 1,304 | 1,041 | 1,383 | 1,026 | 1,525 | |
| 各年合計 | 2,103 | 2,345 | 2,409 | |||||
| 短答合格率 | 10.4% | 8.8% | 10.8% | 9.5% | 11.2% | 9.2% | 12.2% | % |
| ボーダーライン | 71% | 69% | 75% | 78% | 72% | 72% | 75% | % |
例年、第Ⅰ回と第Ⅱ回を比較すると第Ⅰ回の方が合格者数が多い傾向にあります。
これは第Ⅱ回試験で論文式試験に進む人数を調整していると考えられるためです。
そのような第Ⅰ回試験なのですが、近年の合格者数を見てみるとR5Ⅰが1,182人、R6Ⅰが1,304人、R7Ⅰが1,383人と増加傾向だったものが、今回試験では1,525人と大幅増加しており、依然として高水準で推移する結果となりました。
また合格率を見てみても、R5Ⅰが10.4%、R6Ⅰが10.8%、R7Ⅰが11.2%と増加傾向が継続していましたが、今回試験では12.2%と10ポイントもの増加がみられ、こちらも依然として高水準で推移していることが見て取れます。
このサイトでは、再三「公認会計士になりたいなら、今がチャンス」と言ってきましたが、令和8年試験を見ると合格者、合格率ともに高水準で推移していることが見られることから、受験生にとってはチャンスが継続しているといえるのではないでしょうか。
年々願書提出者数が増加していることから、より一層合格が困難になることが予想されていましたが、合格者数のみならず合格率にも高水準で推移していることが見られることから、まだまだ公認会計士の数自体は増やそうと考えている金融庁の考えが透けて見えます。
とはいえトランプ大統領による暴挙ともとれる数々の政策に端を発し、世界経済の先行きはますます不透明感を増しています。
経済環境の影響を色濃く受ける公認会計士試験においても、いつトレンドが変わってしまってもおかしくありません。
公認会計士になりたいと思っている人は、このチャンスを逃さずできるだけ早く合格を勝ち取るようにすべきだと思います。
結果を出せなかった人は振り返りを
今回の試験で合格できなかった方は、悔しい思いをしていることと思います。
中には学習を再開する気になんてなれない人もいるかもしれません。
でも時間を無駄にしている暇はありません。
次こそ結果を出すためにも、できるだけ早く気持ちを切り替えて、再スタートを切るようにしてください。
再スタートを切るにあたっては、必ず今回落ちてしまった原因を探ってから再スタートを切るようにしてください。
まずはこれまでの学習を振り返ってみよう
これまでの学習を振り返ってみて、試験まで全力で走ってくることができましたか?
もし全力で走ってくることができたと思えるならば、そのまま学習を継続することによって、いつか合格を勝ち取ることができるはずです。
でも全力で走ってくることができなかったと思う人は、その原因をきちんと分析すべきです。
もしかすると学習法があなたに合っていないことが、原因だったのかもしれません。
学習法が合っていないことが落ちた原因である場合
専門学校によって、おすすめしている学習法は異なります。
もし学習法が合っていないことが全力を出せなかった理由であるなら、学習法を変えることを検討してみてください。
学習法を変えることによって、合格を勝ち得た人を私は何人も見ています。
もし学習法が自分に合っていないと感じているならば、ためらわずに学習法を変えることをおすすめします。
次の令和8年第Ⅱ回短答式試験は5月24日に実施予定で、残り期間は6か月を切っています。
今回の短答式試験に合格できなかった受験生や初学者たちは、虎視眈々と次回短答式試験の合格を目指して学習を進めています。
まだ学習を再開していない人は、一日も早く学習を再開しなければなりません。
そして次回試験でこそは、合格を勝ち取ってほしいと思います。


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