公認会計士の受験資格を徹底解説 会計士を目指すなら必見!

公認会計士は、財務情報の信頼性を保証する会計・監査のスペシャリストです。

その資格は、医者、弁護士などと並ぶ三大国家資格の一つと言われており、経済分野の頂点に位置する国家資格であると言われています。

 

そんな公認会計士なのですが、なるためには、毎年実施されている難関と言われている公認会計士試験に合格する必要があります。

 

では公認会計士試験を受験するための受験資格は、どのようになっているのでしょうか。

 

この記事を読んでいただければ、公認会計士試験の受験資格のすべてが分かります。

公認会計士試験制度

公認会計士になるためには、まずは毎年実施されている公認会計士試験に合格することが必要です。

 

短答式試験は12月上旬と5月下旬の年二回実施されており、いずれかの試験に合格すれば、論文式試験に進むことができます。

短答式試験は、論文式試験を受験するために必要な知識を体系的に理解しているか否かを判定する試験とされています。

 

論文式試験は年1回、8月下旬に実施されます。

論文式試験は、公認会計士になろうとする者が思考力、判断力、応用能力、論述力等を有するかどうかに評価の重点を置きつつ、公認会計士になろうとする者に必要な学識及び応用能力が備わっているか否かを判定する試験とされています。

公認会計士試験の受験資格

平成17年度以前の旧公認会計士試験では、大学卒業者や第一次試験の合格者にだけ受験資格が認められているに過ぎませんでした。

 

ところが平成18年度に試験制度の大改革が行われ、現在は誰もが合格しやすい試験制度へと改められています。

旧試験制度での受験資格

平成17年度以前の旧公認会計士試験では、公認会計士になるまでに一次試験、二次試験(短答式及び論文式)、三次試験(筆記試験及び口述試験)の三段階五回の試験が実施されていました。

 

現行試験の短答式試験と論文式試験は、旧試験制度での二次試験に相当するものです。

その二次試験の受験資格は、一次試験の合格者や大学の卒業者等に認められているに過ぎませんでした。

 

一次試験は、二次試験を受けるのに相当な一般的学力を有するか否かの判定を行うことを目的として実施されていて、筆記の方法により国語、数学、外国語、論文の四科目で実施されていました。

 

その合格率は10%から20%程度だったため、多くの受験生は二次試験にたどり着くまでにも、大きな負担を強いられていました。

新試験制度での受験資格

ところが平成18年度に試験制度の大改革が行われ、現在は誰もが合格しやすい試験制度へと改められています。

具体的には、広く公認会計士となる優秀な人材を集めるため、受験資格を全廃し、誰もが受験できるように広く門戸が開かれました。

 

そのため現行の試験制度下の受験資格は、年齢や学歴などは一切問われず、誰でも公認会計士試験を受験することが可能です。

 

これは誰もが公認会計士になるためのチャンスを有していることを意味します。

税理士試験の受験資格との違い

同じ経済分野の国家資格である税理士試験の受験資格は、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。

 

【学歴による受験資格】

  • 大学又は短大の卒業者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者
  • 大学3年次以上で、法律学又は経済学を1科目以上含む62単位以上を取得した者
  • 一定の専修学校の専門課程を修了した者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者
  • 司法試験合格者
  • 公認会計士試験の短答式試験に合格した者

 

【資格による受験資格】

  • 日商簿記検定1級合格者
  • 全経簿記検定上級合格者

 

【職歴による受験資格】

  • 法人又は事業行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者
  • 銀行、信託会社、保険会社等において、資金の貸付け・運用に関する事務に2年以上従事した者
  • 税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助事務に2年以上従事した者

 

税理士試験においては、幅広く認めているものの、一定の要件を満たさなければ、受験資格は得られません。

一方で公認会計士試験では、広く公認会計士となる優秀な人材を集めるため、受験資格を全廃しており、税理士試験よりも先進的であるとも言えます。

 

公認会計士試験に合格すれば、税理士になることも可能です。

従って、これから目指すなら税理士よりも公認会計士の資格をおすすめします。

入り口の広がった試験を勝ち抜くためには

幅広い人材を広く募集するために、受験資格を撤廃し、全ての人に公認会計士になれるチャンスを与えた現行公認会計士試験制度ですが、公認会計士になることは、簡単ではありません。

 

いくら努力してもその方向性が間違っていたら、いつまでたっても公認会計士になることはできません。

 

公認会計士になるためには、「正しい」努力が必要なのです。

でも多くの人は、何が「正しい努力」なのか、分からないと思います。

 

何が「正しい」努力なのかは、以下の記事で説明しています。

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