CPA会計学院は2001年9月に学校法人東京CPA会計学院(中野本校)から公認会計士講座を引き継ぎ、現体制でCPA横浜日吉校としてスタートしたのが始まりです。
CPA会計学院は個別サポート体制をとっており、手厚いサポートを受けることができる専門学校といわれています。
CPA会計学院の特徴
右肩上がりで増加する合格者数
2022年の公認会計士試験ではCPA会計学院で学習した受講生たちのうち606名が合格を勝ち取っています。
2019年が357人、2020年が359人、2021年が510人、そして2022年が606人とここ数年合格者が右肩上がりで増えているのがCPA会計学院になります。
またCPA会計学院のすごいところは、合格者数の増加だけではありません。
CPA会計学院の場合は合格者占有率も41.6%と驚異的な数字をたたき出しています。
数ある専門学校がしのぎを削っている中、合格者占有率が41.6%にもなるということは驚き以外の何ものでもありません。
これは「考え方」に重点をおいた質の高い教材を開発し、使用していることが理由といわれています。
「質の高い」講義・教材
CPA会計学院の指導理念では、「考え方」を理解することで、忘れることのない深い知識を修得させること」を重要視しています。
公認会計士試験の出題範囲は多岐にわたります。
出題範囲に含まれるすべての論点を網羅できればいいのですが、論点全てを網羅するのは簡単なことではありません。
そこで重要になってくるのが「考え方」です。
頻出論点の「考え方」がしっかり理解できていれば、仮に本試験で知らない論点が出題されたとしても対応できる可能性が高まります。
この「考え方」に重点をおいて教材や講義を開発しているのが、CPA会計学院です。
徹底的な個別サポート
CPA会計学院は公認会計士の専門学校では珍しく試験合格者の講師陣を校舎に常駐させています。
そのためいつでも、どんな質問でも対応してもらうことができます。
他の専門学校では、全科目合格者では無い、合格者だけど常駐じゃないといった理由から、質問に対して納得のいく解答を得ることが難しいことがありますが、CPA会計学院ならそのようなことはありません。
選べる受講スタイル
CPA会計学院では通学講座を選べばライブ講義、ライブ答案練習を受講することができます。
大学の授業に出席しなければならないなど、通学が不規則になるような場合でも、CPA会計学院では無料の個別映像フォロー(個別ブースでDVDを視聴)を利用することが可能です。
個別映像フォローは無料でいつでも何度でも好きなだけ利用可能なので、自分の都合に合わせた効率的な学習が可能です。
また本科コースの受講生は無料でデジタル教材(講義動画・Webテキスト教材・音声ダウンロード)を利用することも可能です。
デジタル教材なら教室以外でも自宅や通学・通勤時間、休み時間などを利用して学習を進めることも可能です。
教室が近くにない方のためには通学講座よりもリーズナブルな価格でWeb通信講座が用意されています。
ライブ講義を収録した講義動画は最速で収録日の翌日には配信されることから、通学講座受講生と遜色のないスケジュールで学習を進めることが可能です。
公認会計士講座の実施校
CPA会計学院では、以下の教室でライブ講義を受講できます。
- 新宿校
- 水道橋校
- 早稲田校
- 日吉校
- 大阪梅田校
なおCPA本科生は追加費用なしで利用可能な以下の自習室(ラウンジ)が用意されているのは助かりますね。
- 国立ラウンジ
- 渋谷ラウンジ
- 横浜ラウンジ
- 京都ラウンジ
- 難波ラウンジ
- 神戸ラウンジ
- 博多ラウンジ
公認会計士講座のコース
公認会計士試験を受験したことがない方は、以下のコースの中から選択してください。
- 2年スタンダードコース
- 2年速習コース
- 2年超速習コース
- 1.8年スタンダードコース
- 1.8年速習コース
- 1年スタンダードコース
- 1年速習コース
合格目標年度(N期)の二年前に学習を始めるなら、2年コースを選ぶことになるのですが、2年コースには以下の3つのコースがあります。
- 2年スタンダードコース
- 2年速習コース
- 2年超速習コース
2年スタンダードコースは合格目標年度(N期)の第Ⅰ回短答式試験での合格を本命に学習を進めていくコースです。
一方で2年超速習コースは合格目標年度(N期)の一年前(N-1期)の第Ⅰ回短答式試験での合格を本命に学習を進めていくコースでN-1期の論文式試験でも一部科目合格を目指すコースとなっています。
さらに2年速習コースは同じくN-1期の第Ⅱ回短答式試験での合格とN-1期の論文式試験での一部科目合格を本命に学習を進めていくコースです。
合格目標年度(N期)の二年前の8月以降に学習を始めるなら、1.8年コースを選ぶことになります。1.8年コースにもスタンダードコースと速習コースが用意されています。
1.8年スタンダードコースは合格目標年度(N期)の第Ⅰ回短答式試験を本命に学習を進めていくコースなのですが、1.8年速習コースは合格目標年度(N期)の一年前(N-1期)の第Ⅱ回短答式試験での合格を本命に学習を進めていくコースでN-1期の論文式試験でも一部科目合格を目指すコースとなっています。
合格目標年度(N期)の一年前に学習を始めるなら、1年コースを選ぶことになります。1年コースにもスタンダードコースと速習コースが用意されています。
1年スタンダードコースは合格目標年度(N期)の第Ⅱ回短答式試験合格を目指して学習を進めていくコースで、1年速習コースは合格目標年度(N期)の第Ⅰ回短答式試験合格を目指して学習を進めていくコースです。
2年スタンダードコース
2年スタンダードコースは合格目標年度(N期)の12月に実施される第Ⅰ回短答式試験での合格を目指して学習を進めていくコースです。
CPA会計学院の公認会計士講座の中で最も学習期間の長いコースが2年コースということになるのですが、じっくり合格を目指せるコースということになります。
このコースは大学や仕事との両立を実現し、初回受験で確実に合格できる力をつけることを目的としており、受講カリキュラムの随所で大学や仕事との両立を図ることができるように考慮されています。
- 入学時期 各年1月以降随時
- 受講期間 最長2年8か月(受講開始時期によって異なる)
- 短答2回受験も可
【メリット】
じっくり合格を目指すことにできるカリキュラム
【デメリット】
短答式試験まで最長約24か月間の学習時間があり、やや冗長
【このコースが向いている人】
- まだ大学で多くの単位が必要な大学生
- ゆっくり学習を進めたい人
- 全くの未学習者
2年速習コース
2年速習コースは2年スタンダードコースと同様に最長2年8か月後の論文式試験での合格を目標に学習を進めていくコースなのですが、合格目標年度(N期)の1年前(N-1期)に実施される第Ⅱ回短答式試験での合格と論文式試験での科目合格を目標に学習を進めるコースとなっています。
そのため2年スタンダードコースに比べるとカリキュラムが凝縮して進みますので、このペースの学習についていけるか注意が必要です。
- 入学時期 各年1月以降随時
- 受講期間 最長2年8か月(受講開始時期によって異なる)
- 短答3回受験も可
【メリット】
学習期間中に短答式試験を最大3回受験する機会がある
N-1期の第Ⅱ回短答式試験と論文式試験での科目合格を目標に学習を進めるため、目標を設定しやすい
【デメリット】
論文式試験においては、科目合格が必ずしも有利に働くとは限らないことが懸念される
【このコースが向いている人】
- 1年後の合格を目指すのか、2年後の合格を目指すのか学習を進めながら決めたい人
2年超速習コース
2年超速習コースは2年速習コースと同様に最長2年8か月後の論文式試験での合格を目標に学習を進めていくコースなのですが、合格目標年度(N期)の1年前(N-1期)に実施される第Ⅰ回短答式試験での合格と論文式試験での科目合格を目標に学習を進めるコースとなっています。
そのため2年速習コース以上にカリキュラムが凝縮して進みますので、このペースの学習についていけるか注意が必要です。
- 入学時期 各年1月以降随時
- 受講期間 最長2年8か月(受講開始時期によって異なる)
- 短答4回受験も可
【メリット】
学習期間中に短答式試験を最大4回受験する機会がある
N-1期の第Ⅰ回短答式試験と論文式試験での科目合格を目標に学習を進めるため、目標を設定しやすい
【デメリット】
論文式試験においては、科目合格が必ずしも有利に働くとは限らないことが懸念される
【このコースが向いている人】
- 1年後の合格を目指すのか、2年後の合格を目指すのか学習を進めながら決めたい人
1.8年スタンダードコース(おすすめ!)
基本的なカリキュラムの進め方は2年スタンダードコースと同様ですが、1.8 年スタンダードコースは開始時期が合格目標年度(N期)の2年前(N-2期)の8月となっている点が2年スタンダードコースと異なる点です。
学習開始から約1 年が経過した9 月末までに短答式全科目の講義を修了し、短答式合格に向けて自習時間を十分に確保できる余裕をもった学習カリキュラムであり、学習期間と進捗のバランスが最も良いと思われるコースになっています。
2年スタンダードコースでは短答式試験まで最大24か月もの期間があり、やや冗長となる心配がある人にもおすすめできるコースです。
- 入学時期 各年8月以降随時
- 受講期間 最長2年(受講開始時期によって異なる)
- 短答2回受験も可
【メリット】
学習期間と進捗のバランスが最も取れたカリキュラム
【デメリット】
簿記すら学習したことのない人にとってはやや学習ペースが早すぎる時期がある可能性あり
【このコースが向いている人】
- 標準とされるコースで学習を進めたい人
- 日商簿記の既学習者
1.8年速習コース
基本的なカリキュラムの進め方は2年速習コースと同じですが、開始時期が合格目標年度(N期)の2年前(N-2期)の8月となっている点が2年速習コースと異なる点です。
1年目に短答式試験合格と論文式科目合格を目指し、2年目に総合合格を目指すカリキュラムです。
このコースは、2年速習コース以上に凝縮したカリキュラムで学習が進むため、学習に専念できる方におすすめのコースとなります。
- 入学時期 各年8月以降随時
- 受講期間 最長2年(受講開始時期によって異なる)
- 短答3回受験も可
【メリット】
学習期間中に短答式試験を最大3回受験する機会がある
【デメリット】
学習開始から最長で10か月後の短答式試験を受験することになることから、カリキュラムが凝縮されており、受けた授業の復習時間が十分に確保できない可能がある
【このコースが向いている人】
- できるだけ短答式試験にチャレンジする機会が欲しい人
1年スタンダードコース
合格目標年度(N期)の1年前(N-1期)に学習を始めるコースで、CPA会計学院の公認会計士講座の中で最も学習期間が短いコースの一つです。
このコースはCPA会計学院の公認会計士講座の中で最も凝縮したカリキュラムで学習が進むため、学習に専念できる方におすすめのコースとなります。
- 入学時期 各年1月以降随時
- 受講期間 最長1年8か月(受講開始時期によって異なる)
【メリット】
短期間で公認会計士試験の受験が可能
【デメリット】
カリキュラムが最も凝縮されており、受けた授業の復習時間が十分に確保できない可能がある
【このコースが向いている人】
- 120%試験学習に集中できる人
- 学習に自信のある人
受験経験者向けコース
受験経験者向けにも以下のようなコースが準備されています。
受講料についても初学者向けコースよりもお得な価格設定となっていますので、万が一、初年度の受験に失敗したときも安心です。
- 上級論文マスターコース
- 上級論文答練コース
- 上級総合ストレートコース
- 上級総合Wチャンスコース など
通信講座
通信講座は、Web通信講座が用意されています。受講料が通学講座と比べてリーズナブルになっていますので、近くに校舎がない方は通信講座を選んでください。
東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、福岡には自習室(ラウンジ)が開設されており、通信講座受講生も利用できるのでこれらを利用可能な方は学習スペースの心配もありません。
通信講座については、以下の記事で主な専門学校の通信講座を徹底解説していますので、こちらの記事もどうぞ。
資料請求
専門学校選びで最も重要なのは、自分に合った専門学校を見つけることです。
自分に合った専門学校を見つけるためにも、資料請求して隅々まで目を通してみてください。きっと自分に合った専門学校が見つかると思います。
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他の専門学校も気になる方は、こちらの記事もどうぞ。
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