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通学定期が使える!資格の大原の公認会計士講座

資格の大原を運営する大原学園は1957年に開設された学校法人です。大学生や社会人が利用する社会人講座(資格の講座)の他、公認会計士の専門課程(卒業すると専門学校卒業となる)を有しているのは、大原学園だけです。

資格の大原の特徴

資格の大原は、資格の学校TACと並び多くの受験生が利用している専門学校です。資格の大原は、以下のような特徴があります。

常勤講師

大原の公認会計士講座を担当する講師の大半が常勤講師となっています。

常勤講師が多いことのメリットは、講義時間外でも講師に直接質問することが可能なことが挙げられます。

非常勤講師は、自分が担当する授業に合わせて校舎にやってきて、授業が終われば校舎を後にします。そのため、講師に直接質問ができる時間は限られてしまいます。

その点、常勤講師が多い大原なら気になったことを時間を気にせず、質問することが可能です。

 

また各校舎に質問専用電話が設置されており、映像通学の受講生も電話代を気にせずに、常勤講師に質問する体制が準備されています。またメールによる質問にも常勤講師が答えてくれるので、回答内容を後でじっくり読みたい人はメールで質問することも可能です。

通学定期の利用が可能

大原学園は学校法人なので、一部コースについては、通学定期の利用が可能です。

通学コースを選択した場合は、ほぼ毎日専門学校に通うことになります。通学定期が使えなければ、通勤定期を購入することになりますが、割引率が大きく異なりますので、通学定期が使えるのは助かります。

ただしすべてのコースで通学定期が使えるわけではありませんので、申し込み前に窓口等で確認するようにしてください。

公認会計士講座の実施校

大原の公認会計士講座は全国42の校舎で開講されています。

公認会計士講座は、教室通学あるいは映像通学のいずれかで実施されています。

教室通学

大原の教室で他の受講生と一緒に講義を受講する学習スタイルで、以下の13校で実施されています。

講義はLIVE講義で受講したいという方は、これらの校舎で受講することが可能です。

なお一部の科目については、実際の講義を生収録した映像が教室放映され、これを受講する学習スタイルも含まれます。

詳細はパンフレット等で確認するようにしてください。

  • 札幌校
  • 東京水道橋校、池袋校、新宿校、立川校、日吉校、横浜校
  • 名古屋校
  • 大阪校(新大阪)、難波校、神戸校、京都校
  • 福岡校

映像通学

大原校内の個別視聴ブースで講義(実際の講義を生収録した映像)を受講する学習スタイルです。

教室通学講座に比べ多くの教室で受講することが可能で、以下の42校で受講可能です。

自分のスケジュールに合わせ、無理なく講義を受講することができますので、通学日時が不規則になりがちな方にお勧めです。

  • 札幌校、函館校、盛岡校、仙台校
  • 東京水道橋校、池袋校、早稲田校、新宿校、町田校、立川校、横浜校、日吉校、津田沼校、柏校、大宮校
  • 高崎校、宇都宮校、甲府校、長野校、松本校、新潟校
  • 名古屋校、岐阜校、静岡校、浜松校
  • 梅田校、大阪校(新大阪)、難波校、京都校、神戸校
  • 金沢校、福井校、和歌山校、姫路校、広島校、岡山校、愛媛校
  • 福岡校、小倉校、大分校、熊本校、沖縄校

公認会計士講座のコース

公認会計士試験を受験したことがない方は、以下の中からコースを選ぶことになります。

  • 1年初学者合格コース
  • 1.5年スプリング初学者合格コース
  • 1.5年ウインター初学者合格コース
  • 1.5年オータム初学者合格コース
  • 2年初学者合格コース

 

それぞれのコースの違いは、以下のように学習開始時期の違いとなっています。

合格目標年度(N期)の一年前(N-1期)に学習を始める場合は「1年初学者合格コース」あるいは「1.5年スプリング初学者合格コース」を選択することになります。

また合格目標年度(N期)の二年前(N-2期)に学習を始める場合は「1.5年ウインター初学者合格コース」あるいは「1.5年オータム初学者合格コース」、「2年初学者合格コース」のいずれかを選択することになります。

初学者は基本的に上記5つのコースから自分にあったコースを選択して申し込むことになるのですが、各コースの特徴は以下のとおりです。

1年初学者合格コース

合格目標年度(N期)の一年前(N-1期)の5月以降に学習を開始し、大原の公認会計士講座の中で最も短期間での論文式試験の合格を目指すコースです。

  • 入学時期:各年5月~6月
  • 受講期間:最長約1年4か月
  • 短答2回受験も可

 

このコースでは5月に学習を開始して7か月後に実施される第Ⅰ回短答式試験での合格を目指して学習を進めることになります。

学習をスタートして半年ちょっとで短答式試験に合格するためには、かなり集中して学習を進める必要があります。

公認会計士試験では授業時間以上に復習時間を確保する必要があるのですが、このコースでは十分な復習時間を確保できない恐れもあります。

したがって余程の事情がない限り、もう少し余裕をもって学習を進めることができる1.5年初学者コースを選択することをおすすめします。

 

【メリット】

短期間で合格を目指すことが可能

【デメリット】

短期間に多くの講義を受講しなければならず、起きている時間の大半を学習に費やすことになることも

【このコースが向いている人】

  • とにかく1年でも早く公認会計士になりたい人
  • 公認会計士試験に120%集中可能な人
  • 学習に自信がある人

1.5年スプリング初学者合格コース

合格目標年度(N期)の一年前(N-1期)の3月以降に学習を開始する1年初学者合格コースに次いで短期間での論文式試験の合格を目指すコースです。

  • 入学時期:各年3月~4月
  • 受講期間:最長約1年6か月
  • 短答2回受験も可

1.5年といいつつも1年初学者合格コースより学習期間が2か月長いだけのコースとなっていますので、1年初学者合格コースと同様にこのコースでは十分な復習時間を確保できない恐れもあります。

したがって余程の事情がない限り、もう少し余裕をもって学習を進めることができる他の1.5年初学者コースを選択することをおすすめします。

 

【メリット】

1年初学者合格コースに次いで短期間で合格を目指すことが可能

【デメリット】

短期間に多くの講義を受講しなければならず、起きている時間の大半を学習に費やすことになることも

【このコースが向いている人】

  • とにかく1年でも早く公認会計士になりたい人
  • 公認会計士試験に120%集中可能な人
  • 学習に自信がある人

1.5年ウインター初学者合格コース

合格目標年度(N期)の二年前(N-2期)の12月以降に学習を開始するコースです。

  • 入学時期:各年12月~1月
  • 受講期間:最長約1年9か月
  • 短答2回受験も可

このコースでは学習開始から約1年経過したタイミングで短答式試験を受験し、合格することを目指すことになります。

後述する1.5年オータム初学者合格コースとの比較で約3か月ほど短答式試験までの学習期間が短いことから、学習に不慣れな方にはやや不向きかも知れません。

可能であれば学習期間と進捗のバランスが最も取れた1.5年オータム初学者合格コースを選択することをおすすめします。

【メリット】

学習期間と進捗のバランスの取れたカリキュラム

【デメリット】

簿記すら学習したことのない人にとってはやや学習ペースが早すぎる時期がある可能性あり

【このコースが向いている人】

  • 日商簿記の既学習者
  • 学習に自信のある初学者

1.5年オータム初学者合格コース(おすすめ!)

合格目標年度(N期)の二年前(N-2期)の9月以降に学習を開始するコースで、大原の公認会計士講座の中で最も標準となるコースです。

  • 入学時期:各年9月~10月
  • 受講期間:最長約2年
  • 短答2回受験も可

このコースでは短答式試験までに1年3か月程度の学習期間を確保することができることから、学習期間と進捗のバランスが最も取れたコースになります。

どのコースを選べばよいのか分からないという人は、とりあえずこのコースを選んでおけば間違いないと思います。

 

【メリット】

学習期間と進捗のバランスが最も取れたカリキュラム

【デメリット】

学習が不慣れな人にとってはやや学習ペースが早すぎる時期がある可能性あり

【このコースが向いている人】

  • 標準とされるコースで学習を進めたい人

2年初学者合格コース

受講期間が最長約2年6か月と長めに設定されたコースです。

受講期間が長いことから、講義数は週1回~5回程度と比較的ゆっくり学習を進めることが可能です。

ゆっくり学習を進めることが可能ですので、大学でまだ多くの単位を取得しなければならない方などにはおすすめのコースです。

  • 入学時期:各年3月~8月
  • 受講期間:最長約2年6か月
  • 短答2回受験も可

 

【メリット】

じっくり時間をかけて学習を進めることが可能

【デメリット】

できる人にとっては学習ペースがやや冗長に感じられる可能性がある

【このコースが向いている人】

  • 学習に慣れるまでは、とにかくゆっくり学習を進めたい人
  • 大学の授業に頻繁に出席しなければならない大学1年生

教育訓練給付金制度を利用するなら

大原の公認会計士講座では、教育訓練給付金制度の中の一般教育訓練給付金制度について、利用できる講座はありません。

ただし専門実践教育訓練給付金制度の対象となる公認会計士講座もありますので、詳しくは窓口に問い合わせるなどしてみてください。

受験経験者向けコース

受験経験者向けにも以下のようなコースが準備されています。

受講料についても初学者向けコースよりもお得な価格設定となっていますので、万が一、初年度の受験に失敗したときも安心です。

  • 上級短答論文合格コース
  • 上級論文総合コース
  • 上級論文演習コース
  • 上級論文直対合格コース
  • 上級パックコース

通信講座

通信講座には、Web通信講座とDVD通信講座が用意されています。受講料は通学と比べて割高ですが、近くに校舎がない人は通信講座を選んでください。

 

通信講座については、以下の記事で主な専門学校の通信講座を徹底解説していますので、こちらの記事もどうぞ。

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