LEC東京リーガルマインドは1979年に司法試験受験予備校として開校しています。公認会計士講座は1993年から開講しています。
またLEC東京リーガルマインドは、卒業生に公認会計士試験の一部科目の免除が認められている会計大学院も運営しています。
LECの特徴
LEC東京リーガルマインドの公認会計士講座は以下の特徴があります。
短答式1年合格
新試験制度では短答式試験・論文式試験の出題内容が明確に分かれています。LEC東京リーガルマインドのカリキュラムは、短答式・論文式試験の学習を併行して行うのではなく、それぞれのPhaseに分けて、学習を進めることとしています。これにより短答式、論文式各々の学習の負担も軽くなっているところに特徴があります。
始めやすい価格設定
従来は、短答対策と論文対策を合わせたカリキュラムでの受講料設定が一般的でした。そのため、短答式試験に合格する前であっても、論文対策講座を受講することになり、短答式試験に合格しなければ、時間だけでなく受講料についても「無駄が生じてしまう」ことになります。
LEC東京リーガルマインドでは、短答対策には短答講座を、論文対策には論文講座を受講する「必要に応じて必要な講座を選択する」プランが準備されています。
科目別専門講師制
LECでは「科目別専門講師制」を採用しています。
「科目別専門講師制」とは入門講座から上級講座まで一貫して各科目ごとに1人の講師が教えることをいいます。
入門講座から上級講座まで一貫して一人の講師が担当することによって、より密に、専門性を高めた講義が期待できることから、受講生にとってはありがたいことだと思います。
的中実績
公認会計士試験において、LEC東京リーガルマインドの答練、模試は数多くの論点を的中させています。論点が的中すると、一度問題に当たったことのある受験生には大きなアドバンテージになります。
公認会計士講座の実施校
生講義
LEC東京リーガルマインドでは、渋谷駅前本校でのみ生講義が実施されています。
渋谷駅前本校に通えない方で、生講義で学習を進めたい方は、他の専門学校を選ぶ必要があります。
ビデオ講義
教室に集まって、他の受講生たちと一緒にビデオ講義を受講する形式の講義で、以下の校舎で実施されています。
- 梅田駅前本校
- 神戸校
- 富山本校(※)
※短答合格コース<秋生>のみ富山本校でもビデオ講義形式で受講可能
個別Webブース
全国のLEC提携校の個別Webブースで受講する受講形式で、以下の34校舎で受講可能です。
- 北見駅前校
- 八戸中央校、弘前校、秋田校、郡山並木校
- 水戸見川校、熊谷筑波校、所沢校、東京駅八重洲口校、新宿三丁目駅前校、日本橋校、平塚校
- 金沢校、新潟校、福井南校、沼津校、浜松駅西校
- 伊賀上野校、名張校、滋賀草津駅前校、守山校、和歌山駅前校
- 松江殿町校、岩国駅前校
- 新居浜駅前校
- 福岡古賀校、佐世保駅前校、日野校、広田校、長崎駅前校、宮崎校、鹿児島中央駅前校、沖縄プラザハウス校、県庁駅前那覇校
以下の28校舎のLEC本校では有償オプションで個別Webブースが利用可能です。
- 札幌本校
- 仙台本校
- 渋谷駅前本校、池袋本校、水道橋本校、新宿エルタワー本校、早稲田本校、中野本校、新橋本校、立川本校、町田本校、横浜本校、千葉本校、大宮本校
- 静岡本校、名古屋本校、富山本校
- 京都駅前本校、梅田駅前本校、難波駅前本校、神戸本校
- 岡山本校、広島本校、山口本校
- 高松本校、松山本校
- 福岡本校、那覇本校
初学者向け公認会計士講座
LEC東京リーガルマインドでは短答式・論文式試験の学習を併行して行うのではなく、それぞれのPhaseに分けて、学習を進めることとしています。
そのため初学者向けの講座は短答合格コースのみとなり、論文式試験向けのコースは受験経験者向け講座となります。
公認会計士試験を受験したことがない方は、以下のコースの中から選択してください。
- 短答合格コース<春生>
- 短答合格コース<秋生>
短答合格コース<春生>と短答合格コース<秋生>の違いは学習開始時期の違いです。
短答合格コース<春生>は2月~7月に学習を開始するコースとなっており、短答合格コース<秋生>は8月~1月に学習を開始するコースとなっています。
なお短答合格コース受講生が短答式試験に合格された場合は、奨学生として認定され、論文合格コースを奨学生価格50,000円で受講することが可能です。
この制度を利用すれば、TACや大原と比べて受講料はかなりお得な設定になっています。
また価格が安いとクオリティが心配になるものですが、過去に渋谷駅前本校での受講生に実施したアンケートでは、86%が「満足」と答えられているようです。
またそのうち44%の受講生が「講義のクオリティ」に満足と答えていますので、「安かろう悪かろう」で心配する必要はなさそうです。
短答合格コース<春生>(おすすめ!)
各年2月~7月に学習を開始するコースです。
まず会計知識ゼロの方を対象とした入門講座で会計全般の基礎知識を学び、短答入門答練にて実践力を養います。
その後は、短答上級講座、短答ポイントアップ答練、短答ブリッジ答練にて、理論の補強、アウトプットからの堅固な実力を養成し、短答式公開模試で仕上げを行った上で、短答式試験合格を目指します。
- 入学時期:各年2月~7月
- 受講期間:最長約1年4か月
【メリット】
第Ⅰ回短答式試験に合格できた場合、論文式試験までに8か月間の論文対策が可能
【デメリット】
短答式試験に特化して学習を進めることのリスク
【このコースが向いている人】
- 段階的に学習を進めたい人
短答合格コース<秋生>
各年8月~1月に学習を開始するコースです。
まず会計知識ゼロの方を対象とした入門講座で会計全般の基礎知識を学び、短答入門答練にて実践力を養います。
その後は、短答上級講座、短答ポイントアップ答練、短答ブリッジ答練にて、理論の補強、アウトプットからの堅固な実力を養成し、短答式公開模試で仕上げを行った上で、短答式試験合格を目指します。
- 入学時期:各年8月~1月
- 受講期間:約1年5か月
【メリット】
短答式試験に特化して効率的に学習を進めることが可能
【デメリット】
第Ⅱ回短答式試験に合格した場合、論文式試験まで3か月しかない
【このコースが向いている人】
- 段階的に学習を進めたい人
受験経験者向けコース
受験経験者向けにも以下のようなコースが準備されています。
受講料についても初学者向けコースよりもお得な価格設定となっていますので、万が一、初年度の受験に失敗したときも安心です。
- 論文合格コース
- 論文グレードアップ講座
- 短答・論文合格コース
- 論文グレードアップ答練
- 圧縮短答・論文合格コース
- 短答合格パック
- 圧縮短答合格パック
- 短答速習中上級コース
教育訓練給付金制度を利用するなら
LEC東京リーガルマインドでは社会人向けに教育訓練給付金制度を利用できる公認会計士講座がありません。
教育訓練給付金制度を利用するなら、他の専門学校の公認会計士講座を選ぶようにしてください。
通信講座
通信講座には、Web通信講座とDVD通信講座が用意されています。近くに校舎がない人は通信講座を選んでください。
通信講座については、以下の記事で主な専門学校の通信講座を徹底解説していますので、こちらの記事もどうぞ。
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他の専門学校も気になる方は、こちらの記事もどうぞ。
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